筑波山のために、私たちができること ~未来に遺したいものが、ここにあります~

筑波山の魅力をより多くの方に知ってほしいという想いから、山のてぬぐい屋の活動はスタートしました。

オリジナルデザインの「筑波山てぬぐい」は、筑波山を代表する動植物を中心に構成しました。動植物の解説文も同封し、自然科学的な楽しみ方のできる一品です。

売上の一部は、筑波山の自然環境保全活動に寄付される仕組みです。

寄付について

売り上げの一部はつくば環境フォーラムさんに寄付しており、寄付金は筑波山のブナ林保護活動の役に立てていただいています。

つくば環境フォーラムって、どんな団体?

NPO法人つくば環境フォーラムさんは、長年つくば市や周辺地域で環境に関わるボランティア活動をしてきた方が中心になり、平成13年にNPOの認証を受けた団体です。

筑波山地域では、温暖化の影響を真っ先に受けると言われる山頂部のブナ林を見守り、稀少動植物の保全に取り組み、筑波山の自然の価値や課題を多くの人々に伝える活動を展開しています。

筑波山での主な活動は、筑波山の植物調査、筑波山の自然ガイド、筑波山自然インストラクターの養成、筑波山自然展の開催、筑波山ファンクラブでの観察会等です。

筑波山山頂部のブナの保護はなぜ必要?

冷涼な環境を好むブナは、茨城県では県北地域の他は筑波山や加波山の山頂付近に生育し、県南地域の平地では見られません。これは、氷河期にブナが入ってきた後、温暖化し山の高い部分にのみ残った現象(氷河期の生き残り種)です。

筑波山のブナは長い年月隔離されたために他の場所のブナとは異なる遺伝子を持ちます。分布の南限近くにあり、標高の低い筑波山のブナは、今後、温暖化の影響を受けて衰退することが懸念されていますが、もし、筑波山のブナが枯れた場合、代わりに余所の地域のブナを持ってきて植樹しても、同じ環境を再現することは出来ないでしょう。

今は山頂付近を中心に7000本を超えるブナが生育して豊かな自然を育むブナ林となっていますが、ブナが衰退すると筑波山の自然が大きく変質することが予想されます。

つくば環境フォーラムさんでは、茨城県や研究機関、大学などが連携する調査などに参加協力して、筑波山のブナを見守る活動を継続的に行っています。

未来に遺したい、美しい筑波山

■監修 小幡和男様(ミュージアムパーク茨城県自然博物館 学芸員)
「てぬぐい筑波山の自然」に描かれている植物及び解説書について監修していただきました。ブナの葉脈の数やトウゴクミツバツツジの雄しべの数など、細部に至るまで丁寧に助言いただきました。

■当サイトに掲載されている写真の多くは、藤村健一朗さんに撮影いただきました。